冴えない頭シャットダウンして

とりあえずは歩き回る

今日は昨日かそれとも明日か

どちらでも良いか

 

消えない色と変わらぬ臭い

カーペットが床を満たして

抜け殻だ、まるで

がむしゃらは若い女

 

所在なく、右手に挟んだ火で鏡を照らす

見えるのはただ、虚ろに物思う一人の男の顔

 

そろり踏み込んだ街で灯を探す

エンターテインメントはただ、隅に転がって

抜け殻だ、まるで 

カラカラ回るは妄想

 

波止場には

干上がった魚

腐るも叶わず積もり置かれて

 

空に舞い上がった火花

祈りは届くか

塵と消えるか

 

どうか、今

そこにいるなら

答えておくれと声張りあげる

 

冴えない頭シャットダウンして

とりあえずは歩く、歩き回る

今日を生きての連なりに

何かが変わるか

 

消えない色と変わらぬ臭い

朝焼け雲が空を満たして

これからが、今ここで、まさに

始まるかのよう

 

完全にドライブ